贅沢は昼間からビールを飲めること。
そんな時間があるということも贅沢だし、それにつきあってくれる人と一緒にいるということもそれに同じ。
無理いって昼間だけのデートにしてもらう。
逢ったらまずスイーツ。おお、お店を考えてきたんだね、えらい。それからはうろうろ。むこうの用事がひとつあって、それにつきあう。僕にとっても慣れない買い物は相手にとっても慣れない買い物であったらしい。ま、それはそれで、…。手探りも二人でなら結構、楽しめる。
そのものを買ったときに一緒にいたということが後々記憶としてむこうの生活苦空間で場を占めるということに、なんとも自閉的なロマンティシズムも感じる。暗い? まあ、そうかも。そんなもんでしょ、でも。
その買い物の途中で、本格的な駄菓子屋を見つける。狂喜する。しばらくそこで物色。
「ねぇねぇ」と彼女。「しゃぼん玉とかよくない?」
おお、素晴らしくデートしてるな、と思う。何歳なんだよ、と自分で自分にツッこむ。嫌とはいわない。レトロとかノスタルジーとかって言葉は猶予期間を振り返るための免罪符のようなもの。
彼女の提案で河川敷で吹くことに。人、多いだろうなー、暑いだろーなー、と思いつつ、むかう途中でビールを買おうとこれはこちらからの提案。夏の昼間に河川敷でしゃぼん玉とビール。絵に描いたようだ。
むかうと、川に足をつけて涼をとる人たちが何人もいた。ストリートミュージシャン風のいかにも留学生然とした人もいて、ずっと唄っていた。
ビールを飲みながらときどきしゃぼん玉を吹かす。
そんな時間があるということも贅沢だし、それにつきあってくれる人と一緒にいるということもそれに同じ。
無理いって昼間だけのデートにしてもらう。
逢ったらまずスイーツ。おお、お店を考えてきたんだね、えらい。それからはうろうろ。むこうの用事がひとつあって、それにつきあう。僕にとっても慣れない買い物は相手にとっても慣れない買い物であったらしい。ま、それはそれで、…。手探りも二人でなら結構、楽しめる。
そのものを買ったときに一緒にいたということが後々記憶としてむこうの生活苦空間で場を占めるということに、なんとも自閉的なロマンティシズムも感じる。暗い? まあ、そうかも。そんなもんでしょ、でも。
その買い物の途中で、本格的な駄菓子屋を見つける。狂喜する。しばらくそこで物色。
「ねぇねぇ」と彼女。「しゃぼん玉とかよくない?」
おお、素晴らしくデートしてるな、と思う。何歳なんだよ、と自分で自分にツッこむ。嫌とはいわない。レトロとかノスタルジーとかって言葉は猶予期間を振り返るための免罪符のようなもの。
彼女の提案で河川敷で吹くことに。人、多いだろうなー、暑いだろーなー、と思いつつ、むかう途中でビールを買おうとこれはこちらからの提案。夏の昼間に河川敷でしゃぼん玉とビール。絵に描いたようだ。
むかうと、川に足をつけて涼をとる人たちが何人もいた。ストリートミュージシャン風のいかにも留学生然とした人もいて、ずっと唄っていた。
ビールを飲みながらときどきしゃぼん玉を吹かす。
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