ひとりになってから夜中は、1)ネットサーフィン 2)書き物 3)飲みながらマンガを読んでいる 圧倒的に多いのはこのいずれかで、特に最近は3)である。
もともとマンガはほとんど読まなかった。なので中学校時代の自分を振り返ってみると、マンガを読まないサブカルオタクというなんとも中途半端なものだったといまになって思う。
高校生になって上條淳の『TO-Y』を、大学生になって山本直樹の『あさってDANCE』を。まともに読んでたマンガってそれくらいしか思いつかない。中学の頃は立原あゆみ(『麦ちゃんのヰタ・セクスアリス』)高校の頃は紡木たく(『机をステージに』)とかも読んだか。
いちばん好きなのはやっぱりそれでも山本直樹で、次はきっと竹宮恵子の『風と木の詩』と魔夜峰男の『パタリロ』だろうな。荒木の『ジョジョ』と。
大人になってから結構、あれこれ読むようになった。
思い返せば家が厳格だったことと、ちょっとスカした子供だったので「なんだ、マンガなんか読みやがって。やっぱり小説だよな、本当に面白いのは」と小学生の頃なんか結構、本気で思ってたのだ。その反動で大人になってから『ドラえもん』を買い集めるようになるんだが。
最近、部屋で夜中に飲みながら読んでいるのは『ジョジョ』5部と、『はじめの一歩』だった。『一歩』は千堂が好きだ。
先日、つきあってる女の子から借りて初めて『SLUMDANK』を。それから同僚で尊敬するカリスマ社会教師から『日天』を、そう『日出処の天子』を借りて読んでいる。
自分で買って読んでいるのは、『Bartender』。別にそれで薀蓄云々とかいったわけでもなく、なんだろ、まあお酒もバーも好きなので、なんとなく読み出した次第。
主人公は「神のグラス」と呼ばれるカクテルを出す腕をもつ、凄腕のバーテンダー溜。その彼を取り巻く人々と、彼の出す酒によって癒される人々の物語。まだ1巻までしか読んでないので物語の片鱗しか掴んでないかも知れない。
まあ、面白かった。一読、手塚の『ブラックジャック』っぽいな、と思った。人間業とは思えない医療の腕を揮い、さまざまな人間ドラマに切り込んでいくブラックジャックと、人間業とは思えないカクテルの技量を持ち、さまざまな人と接していく溜と。そこでモノをいうのが技術だけではなく知識であることも含めれば、『マスターキートン』とも似てるか。
まあ、ひとつのパターンなんだと思うけど、飲みながら面白く読める。
スーズというリキュールを巡ったちょっとカッコよくてかなりいい物語が1巻に収録されている。
スーズとは野生のゲンチアナをベースにした黄金のカクテル、これをパリ時代のピカソが愛飲したというのだ。当時、貧困と孤独で苦しんでいたピカソを、このスーズが力づけ、それ自体のもつ明るい黄金のような色に彼の画風も変えていったんだという。
ボトルはショップで見たことがあった。
日曜日、尊敬する友人とバーに。そこでスーズをオーダーする。初めて飲むお酒の場合は、どうやって飲むのかカウンターでバーテンダーのお兄さんに訊ねる。トニックで割る以外の飲み方を教えてもらえればそうする、ロックでもいけるといわれたら味を知るためにそうすることもある。
スタンダードなところではやっぱり炭酸で、といわれたのでスーズのトニック割にした。なるほど、薬草臭は微かにする。
マンガの影響? もちろん、そうやってミーハーに切り込んでいってこそ、見聞もあれこれ広がるんではないかしら。マンガで読んだり薀蓄を聞いたりするのも好きだが、やっぱり自分で飲んで見ないとな。
ちなみにいまはテキーラを飲みながらこの記事を書いている。
最近、家の近くのリカーショップにイェーガーマイスターが入荷されないので、痺れを切らして他のお酒を。さて、何を買おうかと考えたとき、やっぱり夏だもの、テキーラだろうと思った。買ったその夜はひとりであるにも関わらずずいぶんと飲んでしまい、翌日、やや二日酔い気味に。ひとりで飲んでてそうなるってよっぽどやろ、と自分でツッコミを入れつつも、今夜もそろそろ飲みすぎの気配。
もともとマンガはほとんど読まなかった。なので中学校時代の自分を振り返ってみると、マンガを読まないサブカルオタクというなんとも中途半端なものだったといまになって思う。
高校生になって上條淳の『TO-Y』を、大学生になって山本直樹の『あさってDANCE』を。まともに読んでたマンガってそれくらいしか思いつかない。中学の頃は立原あゆみ(『麦ちゃんのヰタ・セクスアリス』)高校の頃は紡木たく(『机をステージに』)とかも読んだか。
いちばん好きなのはやっぱりそれでも山本直樹で、次はきっと竹宮恵子の『風と木の詩』と魔夜峰男の『パタリロ』だろうな。荒木の『ジョジョ』と。
大人になってから結構、あれこれ読むようになった。
思い返せば家が厳格だったことと、ちょっとスカした子供だったので「なんだ、マンガなんか読みやがって。やっぱり小説だよな、本当に面白いのは」と小学生の頃なんか結構、本気で思ってたのだ。その反動で大人になってから『ドラえもん』を買い集めるようになるんだが。
最近、部屋で夜中に飲みながら読んでいるのは『ジョジョ』5部と、『はじめの一歩』だった。『一歩』は千堂が好きだ。
先日、つきあってる女の子から借りて初めて『SLUMDANK』を。それから同僚で尊敬するカリスマ社会教師から『日天』を、そう『日出処の天子』を借りて読んでいる。
自分で買って読んでいるのは、『Bartender』。別にそれで薀蓄云々とかいったわけでもなく、なんだろ、まあお酒もバーも好きなので、なんとなく読み出した次第。
主人公は「神のグラス」と呼ばれるカクテルを出す腕をもつ、凄腕のバーテンダー溜。その彼を取り巻く人々と、彼の出す酒によって癒される人々の物語。まだ1巻までしか読んでないので物語の片鱗しか掴んでないかも知れない。
まあ、面白かった。一読、手塚の『ブラックジャック』っぽいな、と思った。人間業とは思えない医療の腕を揮い、さまざまな人間ドラマに切り込んでいくブラックジャックと、人間業とは思えないカクテルの技量を持ち、さまざまな人と接していく溜と。そこでモノをいうのが技術だけではなく知識であることも含めれば、『マスターキートン』とも似てるか。
まあ、ひとつのパターンなんだと思うけど、飲みながら面白く読める。
スーズというリキュールを巡ったちょっとカッコよくてかなりいい物語が1巻に収録されている。
スーズとは野生のゲンチアナをベースにした黄金のカクテル、これをパリ時代のピカソが愛飲したというのだ。当時、貧困と孤独で苦しんでいたピカソを、このスーズが力づけ、それ自体のもつ明るい黄金のような色に彼の画風も変えていったんだという。
ボトルはショップで見たことがあった。
日曜日、尊敬する友人とバーに。そこでスーズをオーダーする。初めて飲むお酒の場合は、どうやって飲むのかカウンターでバーテンダーのお兄さんに訊ねる。トニックで割る以外の飲み方を教えてもらえればそうする、ロックでもいけるといわれたら味を知るためにそうすることもある。
スタンダードなところではやっぱり炭酸で、といわれたのでスーズのトニック割にした。なるほど、薬草臭は微かにする。
マンガの影響? もちろん、そうやってミーハーに切り込んでいってこそ、見聞もあれこれ広がるんではないかしら。マンガで読んだり薀蓄を聞いたりするのも好きだが、やっぱり自分で飲んで見ないとな。
ちなみにいまはテキーラを飲みながらこの記事を書いている。
最近、家の近くのリカーショップにイェーガーマイスターが入荷されないので、痺れを切らして他のお酒を。さて、何を買おうかと考えたとき、やっぱり夏だもの、テキーラだろうと思った。買ったその夜はひとりであるにも関わらずずいぶんと飲んでしまい、翌日、やや二日酔い気味に。ひとりで飲んでてそうなるってよっぽどやろ、と自分でツッコミを入れつつも、今夜もそろそろ飲みすぎの気配。
スポンサーサイト
□ TOP □